カラスと九官鳥
我が家の近くで泣くカラスはなんだか変だ。
「カー、カー」ではなく「ア~ア、アーアー」と何だか為出かしてしまったような泣き方だ。
時として「ア~ア(暑くてたまんねぇ)」とも聞こえる。
九官鳥は教え込めば言葉を話すことが出来る。同じように見えるがカラスと九官鳥は腫が違う。
カラスはカラス科カラス属と他に属さないが、九官鳥はスズメ目ムクドリ科とスズメの仲間だ。イタズラし放題で人の顔を認識出来るカラスの頭脳は少なくとも九官鳥よりは上だと思う。
九官鳥が話せてカラスが話せない訳は無いだろうと検索するとyoutubeにアップされていた。
交通事故で保護されたカラスだそうだ。スズメやカラスなどの野鳥は勝手に捕まえたり殺したりは出来ない。
カラスは鳥獣保護法で保護されている(全部のカラスでは無い)がスズメは食用ともなるので狩猟解禁の期間がある。
スズメよりもカラスの方が法律で保護されているのは納得出来ない(笑)
その為か日本の人口が減り続けている中で都会のカラスは増え続けているように思う。
もし、カラス達が言葉を喋りだしたら・・・と筒井康隆風に想像を巡らす。
頭の上を低空飛行で「バカどこ見て歩いてんだよ」はむかつくだけだが、「あっ危ない」なんて自動車運転中に聞こえたら思わず声の出所を探してしまう。
それに気をとられて交通事故発生・・・なんてあり得る。
「助けて、人殺し・・」と警察官も振り回され、ハンズフリー状態のスマホの前で有る事無い事勝手に話されて婚約解消やら離婚騒動。
国民全部が1億総鬱状態で外出しなくなり選挙も無効。
国会議員も市会議員も選べなくなり・・・鳥獣保護法の見直しも出来ずままに日本崩壊なんてストーリーはどうだろうか。
法律は未来を予見できない。
そういう教えのSF物語なんだろうな。