スマホのバッテリーを替えてみた
4年経過した家内のスマホは充電100%がほぼ使用せずに、翌日には20%にまで落ちていた。今どきは4年持っただけでも凄い事なのかもしれないが、これで買い替えとは癪に障る。
と云う事で、初めてのスマホバッテリーの交換をしてみた。
※写真は外したバッテリー
機種はASUS Zenphone3 機能的にはiphone7と同等の機種だから古いが、ゲームをしない人では問題なく使える。
バッテリーはアマゾンで1,699円の互換バッテリー単体を買った。
youtubeにZenphone3のバッテリー交換の方法は掲載されているので、3つ、4つ見て頭に入れておいた。
とは言え、初めてのことだから不安が募る。
若い頃は「不安」なんて感じること無く突進できたが、還暦を超えた頃からは不安を感じるようになってきた。
何が不安かと云えば「自分の能力」が不安なのだ。
一番は記憶力の低下、次の不注意や確認不足、そして目が衰えてきたこと。
身体能力の衰えは道具でカバーするしかない。
赤いフリースの膝掛けを半分に折って、机の上に置く。
これだけで、細かなネジを紛失する心配は減る。
そして、十分な光量を確保するのにデスクライトは不可欠だ。
先ず、電源を切る。次にSIMカードとマイクロSDカードのホルダーを外す。
ここまでは、誰でも出来ること。
スマホバッテリーの交換で一番の難所は両面テープで止まっている裏蓋を外すことだ。
ドライヤーで十分に温め隙間にテレカを入れる・・・はずだったが・・隙間が無く入らないのだ。
事務用のカッターナイフを恐る恐る差し込んだら隙間が出来た。
そこにテレカを差し込んで一周廻すと裏蓋が取れた。
裏蓋が取れれば作業の70%は終わったも同然。(良かった!)
次にカメラの基盤とスピーカーの基盤のネジを外す。
バッテリーを固定してある両面テープは出ている端を引っ張ると取れるタイプだ。
3Mのテープで簡単に取れると云う奴のようだ。
しかし、片側はすんなり取れたが、無片方は無残にも千切れた。
これもバッテリーをゆっくりと持ち上げて行くと外れた。
交換用バッテリーを入れてサイズを確認・・・大丈夫。
次にバッテリーと基板を繋ぐコネクター・・・老眼でよく見えない。
youtubeを再度確認して、上から押さえると入るようだ。
あっ、入った。感触だけが頼りだ。
電源が入るかの確認・・・電源も入った!
後は、カメラとスピーカーの基板をネジ止め。
裏蓋の両面テープ(ゴムみたい)は綺麗に残っていたので、ドライヤーで温めてそのまま取付けた。
通話テストも完了して、問題無さそうだ。
やれやれ、これで女房の文句が一つ減る。