トップドラッグ

免疫専門のクスリ屋


免疫専門のクスリ屋

よもやま話

突発性難聴

「お父さん、お耳見せて」と娘が3歳の頃から私の耳掃除をしてくれている。

遠視性乱視と言われていた娘の視力も疑わしし、なにせ3歳だから、初めは怖々だった。

最近、左耳の聞こえが悪く感じたので、娘に耳掃除を頼んだ。

「あっ、これ無理。奥の方だから」

それで、耳鼻科に行ってみた。

大きな耳垢は取れたのに、耳がボワーとする。

聴力検査を受けたら左耳の低音域が落ちていた。

「突発性難聴ですね」
正確には低音感応性難聴だと思うが、治療法は同じだから間違えでは無い。

8日間、投薬を受けたステロイドとATPとB12、柴苓湯を飲んでみた。

聴力検査では少し低音域が上がっていたが、相変わらず左耳のエコーのような反響音は残っていた。

「治療を続けますか?」と聞かれたので「結構です」と断った。

オミクロンが流行っている時期にステロイドを飲むのが嫌だった事と、これ以上治療しても治らないと思ったからだ。

それと、頭の角度に依って反響音が減ることや、風呂上がりの綿棒で外耳道を持ち上げてみたら変化したのだ。

耳は側頭骨に繋がっている・・側頭骨が歪んだのか?

思い起こせば、釈迦 涅槃像の様にベッドで左肘を付いて横になってタブレットを見ていたことが多かった。

このポーズが側頭骨を歪めたのかもしれない。

側頭骨は後頭骨に繋がっている。

耳たぶの後ろの骨を確認すると、左右差が有った。

側頭骨輪状縫合も右が高く、左が下がっている。

日に1~2回、鱗状縫合に指を乗せていたら、歪みが少しづつ消えてきた。

今日で4日目だが、五苓散と併せての治療は良かったようで、耳の反響音は朝から消えている。

釈迦 涅槃像の姿勢はやってはいけない!

よもやま話一覧

TOPへ