電子体温計
水銀の体温計は姿を消し、電子体温計以外の体温計は無くなって久しい。
当初から気になっていたのが、電子体温計の先端部の銀色の部分だ。
なぜ、そんな処が気になるかと言えば、製造者は水銀体温計のイメージが必要だからと考えたには違いないが、
水銀だまりに相当する部分が大きすぎるのでは無いだろうか。
温度感知のセンサーは先端にしか無いから、電子体温計の測り方は水銀体温計とは異なるのだ。
先端部を脇下の皮膚に触れていないと予測体温は正確には出ないのだ。
今や、写真のC232は20秒で予測体温が測れる。90秒でも早いと思ったが20秒は凄すぎる。
電子体温計に「平衡温予測方式」と書いて有る。
平衡温とは脇をしっかり密閉して10分経った時の温度だそうだ。
その為に水銀の体温計は測定に10分掛かるのだ。
電子体温計を販売する時には必ず使い方をお話しするが、正しい使い方を知っている方は少ないように思える。
https://www.terumo.co.jp/consumer/support/howto/index.html#category1
過去に当店でお求め頂いた方は「前に聞いた」と言われるが、当店で初めてお求めになる方はほぼ知らないと
思っても良いだろう。
水銀体温計が無くなって幾久しいが、その間に電子体温計を買われて説明を受けた方が居ないことに驚く。
コンビニで買うなら当然だろうが、ドラッグストアや薬局・薬店で買われても説明が無いのだろう。
昔、或る製薬メーカーの営業の方が面白いことを言っていた。
「薬は化学物質+情報なんです。情報が無ければ、もはや薬とは言えない」と・・・
試しに、日本で一番の某ドラッグでお菓子と一緒に指定2類の医薬品を店内篭にいれてレジに並んだ。
白衣を着た男性店員は菓子も薬もコンビニと同じにレジ打ちしているだけで、一言の説明も無かった。
少なくとも、買った薬は1日の回数と使用期間を説明すべき薬だったのが・・・・
情報を与えないなら、薬を売っているのではなく、只の化学薬品を販売しているのだからもっと安く売るべき
では無いだろうか?
コロナ禍で体温計が品切れする事態になったが、実は今も品薄には違いなく、半導体不足で製造できない種類もある。
必要な方は早めに購入した方が良いだろう。
因みに写真の電子体温計は電池交換出来るが、アルカリのボタン電池だから使わなくても自然放電してしまう。