トップドラッグ

免疫専門のクスリ屋


免疫専門のクスリ屋

よもやま話

コロナワクチンって、どうなの?

昨年の12月18日ファイザーが厚労省に申請をだしたが、現状ではまだ認可されていなく2月15日頃に承認される見通しだそうだ。

モデルナのワクチンは日本での治験が始まったばかりで、承認は早くても5月頃になるとか・・。

それよりも、もっと心配なことはPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)がアビガンの承認を見送ったぐらいだから、直ぐに承認するかは疑問だ。

特に安全性の部分では諸外国と考え方が違う。

海外ではワクチン接種で10万人に1人や2人が死んだとしても、ワクチンを接種しないで亡くなる方が多いならたいした数では無いと考えるのが普通だが、日本で1億人が接種して1,000人~2,000人が死んでも問題ないとは言えないからだ。10万人に1日から2人は母数が多くなると当然に副作用死が増えてしますのだ。

某国では42,000人で36人亡くなったそうだが、高齢者施設での接種だからワクチン死が増えたのかの背景はよく分からない。

かつて、日本ではインフルエンザワクチンでの死亡者が出た時代がある。その為にインフルエンザワクチン接種は任意となり、安全性の高いガラパゴスワクチンが生まれた。当然にワクチン死者は出ないが有効性も疑問視される物になった。

アングロサクソンとアジア系民族では遺伝子の違いでコロナの死亡率は低い。

これだけ感染が広がり重症者数も増えてきたが、当然、医療者の必死な救命もあるのだが、まだ日本では5,000人に届かない。米国の40万人超や世界全体の150万人とはあまりにもかけ離れているだけに、ワクチン死は受け入れがたいと思う。

どんな薬でも100%安全なものは存在しない。

副作用も個体差が大きいもので、同じ物を食べている家族でさえ副作用は違うのだ。

安全・安心を追求するのは無理な話で、一定のワクチン副作用を受け入れるか、受け入れないかの判断で接種率は違ってくる。

特に高齢者はワクチンの副作用が分からない部分がある。医療者優先は副作用の接種部位疼痛で仕事が出来なくなる危険性が高い。そうでなくとも人員不足なのだからコロナ対応がますます出来なくなる。先ずは肉体労働の無い国会議員から接種するのはどうだろうか。

よもやま話一覧

TOPへ