感染者数が減ってきた理由は?
緊急事態宣言が延長されてから急に全国の感染者数が減ってきた。
検査数も少なく・・・作為的に検査数を減らしているのだろうか?とも思ったが、それでは必ず何処かで爆発的に増えるはずなのだが、そうでも無いようだ。
良くも悪しくも効果が出るのは2週間後だから、どうやら緊急事態宣言の影響とは思えない。
それだったら何か別の理由があるはずだ。
最近、ウレタンマスクや布マスクの方が減ったように思える。
運送関係の方は不織布マスクだと荷物を持って駆けると苦しくなるから仕方ないが、それも一部の方だけ。
布マスクも不織布マスクと2枚重ねが流行ってきた。
何も2枚重ねしなくても不織布マスクを正しく付ければ良いことだと思うが、とにかくマスクをしっかり付けることで感染者数が減ってきたのではないかと思う。
となると、飲食店に時短要請していることが意味の無いことだったのだろうか?
お酒をメインにしている飲食店は別として、普通のレストランや喫茶店などは時短させても意味が有ったのだろうか?
本当は誰が感染したのかと云う個人情報は不要だが、どのようなシチュエーションで感染したのかを調べて発表すべきだと思うのだが。
どんなマスクをしていたのか、対面で食事をしたのか、少人数のグループで宴会をしたのか、消毒が出来ていなかったのか、何ら思うことがあるはずだ。感染経路不明者が多くなっているとは云え、必ず何か思い当たるものは出てくるだろう。
それが絶対ではなくて「可能性」であっても、多数の「可能性」から真実が見えてくるものだと思う。
N-95のマスクでも絶対では無い。95%はウイルスの侵入を防げるが5%は無理だからだ。
ふじみの救急病院の鹿野院長が罹患したがN-95のマスクをしていなかったとは思えない。
PPEで武装しても罹患する可能性はゼロではない。
これはどう考えても「飛沫感染」では無く、やはり「空気感染」なのだろう。
初めっから「空気感染」だと言ってくれれば飛沫を防ぐレベルのマスクなんてしなかった・・と云う人もいるだろう。
とにかく、正しい情報を出さないことには終息は起き得ない。
ワクチンを打ってもマスクや消毒が不要になることは無い。
ワクチンの発症予防効果も実際はもっと低いだろうと思うが実験できないのだ。
非人道的ではあるが、ワクチンを2回接種して抗体が出来た頃の人を100人集めて、アウシュビッツのガス室みたいな処でウイルスを吸わせて発症率を調べるれば可能かもしれないが、これは流石に出来ない。
持続がどれくらいだか本当のところもよく分からない。
1回は打てても、2回目が遅れたら効果はどの程度減るかも分からない。
とにかく、分からないことだらけなのだ。
過剰にワクチンを恐れることも無意味だし、ウイルスの変異速度が速すぎてワクチン効果も減ることはあり得るだろう。
と云うことは、昔の「日常」を取り戻すことは簡単ではないと云うことだ。
人が密集しない買い物もほぼ安全だろうし、屋外のイベントも問題ないだろう。
取り戻せる「日常」まで犠牲にする必要は無いと思うのだが。