毎日、「マスク有りませんか？消毒用エタノール有りませんか？」の対応に疲れた。トイレットペーパーやティッシュペーパー騒動も困った。

本数は少ないが消毒用エタノールが入荷する時がある。注文時に品切れのFAX連絡が有ったが、何故か入荷するのだ。
だから、、、次はいつ入荷するかは分からない。

しかし、消毒用エタノールを手にしてレジに持って来た方が「これ、どうやって使うの？」
テレビでエタノールが良いと見たので、探し回っているのだと思うのだが、使い方を知らないのが不思議だ。
「消毒用エタノール」という言葉が、一人歩きしているのだろう。

我が家では昔から、冷蔵庫の内部や外部の清掃、まな板の消毒、電子レンジの清掃やオーブントースターの清掃にも使っている。
私は風呂でひげ剃りした後に、顔に「パンパン」と付けて剃刀負けの予防に使ってきた。

消毒用エタノールは飲用できる為に酒税が課せられている。しかし、混ぜ物をすると飲用不可になるため酒税が掛からない。
酒税はアルコール濃度が高いものほど高くなる。
500mlだと300円位だっただろうか。

病院でも使われるイソプロパノールを入れた物は「IP」とか「K」が消毒用エタノールの文字の最後に付く。
当店でも口に入れたりしない場所の清掃に使っているが、これは酒税が掛からないので安い。

便乗値上げはしていないが、「高くない？」と聞かれると、「高いと思うなら買わなきゃ良いのに」と内心腹が立つが顔には出さない。

騒動客にはウンザリするが、説明してあげると深々とお辞儀をして帰る方も居られる。

当店も「ドラッグ」と店名に付くが、普通のドラッグストアーは聞かれない限り説明はしないのだろう。
まして、消毒用エタノールなんか。

早く、この騒動が落ち着いてくれないと疲れてしまう。
営業時間を短くしようかな。