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免疫専門のクスリ屋


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免疫について

免疫について

「免疫は難しくって・・・」そう云われる方は多いと思います。
たしかに「免疫」が付く用語は多くて理解し難いと思います。
「細胞性免疫」「液体性免疫」「自然免疫」「獲得免疫」「腸管免疫」「皮膚免疫」etc
さらに追い打ちで難解な用語が・・・
「T細胞」「B細胞」「NK細胞」「キラーT細胞」「ガンマ・デルタT細胞」「樹状細胞」「NKT細胞」etc

「アポトーシス」って何だ?「ネクローシス」との違いは???

これらの難解な用語を素人の方が理解しようとすることは無理なことだと思います。
なぜかと云えば、免疫の全容なんて免疫学者だって解らないからです。

例えば「サプレッサーT細胞が免疫の働きを終焉させる」なんて表記があるのは古い考え方なのです。
もう、お亡くなりになってしまった東大名誉教授の多田富雄さんが提唱した「サプレッサーT細胞」ですが、一時は世界中の免疫学者の多くが賛同したにも拘わらず、その後に培養系が進化して否定されてしまった経緯があります。
もちろん、全ての免疫学者が否定してしまったわけではありませんが、現在では制御性T細胞(Regulatory T Cell,Treg)が免疫の過剰な働きを抑制していると考えられています。
これはヒトの免疫が変わってしまったのでは無く、免疫の研究がまだ過渡期であることを物語っているのです。

「アポトーシス」だってこれが「アポトーシス」だと言い切れるものは少ないのです。
アポトーシスは別名「プログラム死」と呼ばれていますが、死んだ細胞を顕微鏡で覗いても、それがプログラムとして死んだのかなんて分かるものではありません。
アポトーシスの定義が全て当てはまる「アポトーシス」の方が少ないと思えます

ただ一つだけ言えることは、人類が何万年も絶えずに生き抜いて来たのは免疫の力が有ったからだと思います。
そして、アバウトでありながら複雑な制御システムで免疫はコントロールされていると云うことです。
更にはアバウトなだけに免疫は大きな勘違いをしてしまうし、また、それを是正させることも可能だと思います。

ですが、免疫だけで出来ることの限界はあるのです。
その免疫の限界を打破するには化学療法や放射線、ときにはステロイドの使用も上手に使って行くことは必要だと思います。
いわば、体に大きなダメージをおこさない治療は全て否定するのではなく受入れるかどうかを判断して、その順番や併用方法を吟味することが一番だと思うのです。

癌治療に於いても、放射線の後に化学療法を行う順番だったものが、同時に行う方が効果が出る癌も分かってきました。
これも体が変わったわけでも癌が変わってきたわけでもありません。
ようやく、様々な検証で分かってきただけなのです。

これからもヒトの体の働きや癌の弱点などが解明されて行くことでしょう。
でも、それは研究者が努力しての結果であり、それ以前にこんな複雑なヒトの体を作った「神」には到底及ばないことだと思うのです。

私はほぼ無神論者だと思っています。
「ほぼ」と云うのは無神論者と云いながら、神社仏閣では手を合わせてお願いなんかしてしまうので「ほぼ」なんです。
その、「ほぼ無神論者」である私が、どんなに勉強してもヒトと呼ばれる生命体の不思議さは「神様が作った」と云わざるを得ないほどに凄いものだと思うんです。
この「神様」はキリストさんでもなければ、お釈迦様でもなければ、アラーさんでもありません。
それこそ宇宙を作った神様ってところでしょうか。
現存したヒトではなく、元々見えない大きな存在なんでしょうね。

私は常々思うのですが、特に癌治療ではそれこそ科学万能的な考え方がまかり通り、免疫の存在なんか無視されているように思えます。
もし、ヒトは神の手で作られたものなら、免疫も神が作ったものです。
神が作った「免疫」を無視して成果が出るはずなんてないだろうって思うんです。
仮に成果が有ったとしても、それは免疫に気づかなかっただけでちゃんと免疫が働いていたのではないでしょうか。

免疫とは大切なのだけど表舞台に出ない陰の役者なのかもしれないですね。
さて、このホームページでは難しい免疫の話は抜きにして、義務教育終了レベルで十分解るお話をしていきたいと思います。

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