小児の肝炎
日本では事例が無いが、海外では小児の肝炎が増えている。
小児だから当然のことアルコール性肝炎や薬剤性肝炎では無い。
肝炎ウイルスはA型、B型、C型、E型とあるが、その何れでも無いと云う。
罹患者の60%台にアデノウイルスの感染があるので、原因ウイルスはアデノウイルスでは無いかと
言われていたが、最新の研究で、罹患者の60%台に新型コロナウイルスを罹患した抗体があるという。
どうやら、新型コロナウイルスとアデノウイルスが消化器で同時に現れると免疫が暴走して肝炎を引き起こす可能性が示唆されている。
米国や英国では肝臓移植も増えているそうだが、本邦では移植は絶望的だ。
オミクロンになって致死率が下がったが、小児の感染はリスクが増えてしまった。
気温が上がってマスクの着用が小児の健康を害する可能性も言われているが、未就学児のワクチン接種も
マスクも難しいとなると防御策が見つからない。
先ずは親がコロナに感染しないこと、そして、小児には手洗いとうがいをさせることぐらいだろうか。
周囲の大人たちが「もう、コロナは終わったのか」とマスクを外したり、手洗い、消毒を疎かにすることが
危険を招くと思うのだが。
因みに、免疫が弱ってる爺婆たちには起き得ない。