緊急事態宣言が解除されたが、それで安心なのだろうか？

日本は島国だから、水際対策をしっかり出来ていればこのような事態にならなかったはずだ。

問題は「これから、どうするか？」と国民は思っているのだが、政府は経済を優先したいから仕方ないだろう。

元々、PCR検査数も少なく、検体採取も不慣れな為に陽性率は芳しくなかったのだが、このまま現状の検査態勢を維持してでは無理だろう。

治療薬もワクチンも無い状態で、どうやって身を守るかが問題だ。

昨日、風邪気味だった。熱は36.8度で鼻水が少し出る。

風邪の9割はウイルス性の風邪だ。今の時期はエンテロウイルスが出てくる頃だ。その後はアデノウイルスのプール熱に続く。

ウイルスが何であれ、これだけ手洗い・うがいとマスクにアルコール消毒をしていても風邪を引くのだ。

ビタミンCを2g（4カプセル）3回で風邪は完治したが、これだけ努力していてもウイルスを完全に防御するのは難しいと感じた。

自宅にはナノイーの空気清浄器1台にナノイーが出るテレビ1台、プラズマクラスターの空気清浄器1台とプラズマクラスター付きの扇風機2台が有るが、役に立っているのはハウスダストが減ったことぐらいだ。

次亜塩素酸で除菌する空気清浄器のカタログを見ても20分でウイルスを除棄する・・・・20分呼吸を止めるのは無理だ。

要は我々が出来ることは、出歩かないこと以外にコロナから身を守る方法は無いと云うことだろう。

緊急事態宣言が解除されたから安心では無い。

第2波、第3波に備える準備が必要だろう。

エンテロウイルスのワクチンを台湾企業が第3相試験に入ったそうだ。2010年から開発していて10年掛かって、ようやく第3相試験なのだ。

コロナのワクチンも簡単には作れないだろう。

出来たとしても、日本のインフルエンザワクチン並の「お守りにもならない」ワクチンでは意味が無い。

現時点で全世界で542万人が感染し、345000人が亡くなった。

右下の対数グラフも上昇傾向だ。

世界ではコロナ感染者が未だに増えているのだ。

緊急事態宣言が解除されたと云っても、我々がコロナに勝ったわけでは無い。

気を緩めずに、今後も出来ることをしていく以外に方法は無いだろう。