CiRA(サイラ)
朝のTV番組に京都大学の山中教授が出演して熱心に講義をしていた。
また研究費が足りないのだろうか?
現在500人の研究者が働いていると報道されていたから、人件費だけで年間25億円掛かるだろう。
現在、国からの支援もあるが、期限付で予算減額もあり得る不安定収入よりも寄付を増やしたいのだろうと想像できる。
2012年にマラソン完走をしたら寄付してくださいと2000万円以上も集めたそうだ。
昨年のCiRAへの寄付は企業や団体からの4億1千万円を大きく超えて個人からの寄付が9100件で20億5千万円と寄付の習慣が無い日本人もまんざらではない。
iPS細胞研究基金
研究には長い年月と多額の資金が必要となるのは既知のことだが、年商2000億代だった中外製薬の社長が「年に400億の研究費だって成果は出せる」と息巻いていた翌年にロッシュの傘下に入った。やはり400億では駄目だということなのか。
今や、研究費が年額1000億円以下では世界に通用する医薬品の開発は難しいと言われている時代。
ips細胞での臓器製造の開発にはまだまだお金が掛かる。
その資金集めに山中教授自らマラソンで稼ぐ程度では足りないだろう。
当たらない宝くじで夢を買うつもりなら、夢を買うために寄付するのも有りだと思う。