EMSで筋トレ
TVを見ていたら6枚羽の筋トレマシンの広告でムキムキマンが出ていたので気になって調べてみた。
以前にもこの手の製品は有ったがネット販売していた方に聞くと、価格も2000円以下まで下がっているが、効果は全く無かったそうだ。
この方の話では中国製で不良品が多く交換が多発、火傷のクレームが多いと話されていた。
その当時の物と違って今度は6枚羽・・・何処が違うのだろう?
しかも価格が23800円、同じ形状の紛い物だと1580円(笑)
メーカーのHPで調べたら20HZがEMSの最適な周波数だと分かったとか・・・・?
20HZ(ヘルツ)は低周波の領域なのだが、どうやらEMSの定義が無いから嘘とも言えないようだ。
EMSとは(電気的筋肉刺激/Electrical Muscle Stimulation)の事でどの周波数が最適なのかも決まっていないようだ。

私が現在使用しているEMSマシンは伊藤超短波のツインビート3ターボ。
初代のツインビートから数えて4代目の製品になる。
伊藤超短波は整形外科領域の電子機器では国内トップシェアの会社で、オリンピックの時は陸連からの要請があって機材と技術者を派遣しているそうだ。
少し古いが同社の総合カタログを見ると業務用のEMS機の最高峰は298万円!
仕様を見ると2500HZ、5000HZの中周波を干渉させてEMSを作っているようだ。

5代目に当たるSTYLISTは5000HZの筋トレに特化したマシンでより深層筋に効果が有るという。
ツインビート3から電源がACアダプターと充電池になったが、新しい電池パックでも60ミリアンペアのEMSを使うと2時間で電池切れになった。
現在では1時間がやっとまでになっているので、毎回終わったら充電をしなくてはならない。
それと大事なことは腹筋をメインに考えていても腹筋2回したら背筋も1回のペースが良いようだ。
前と後ろのバランスも大事だから、腹筋だけしていると背筋に負担が起きて腰痛が起きやすくなる。
因みに6枚羽のものは背筋には向かないようだ。
それと腹筋の開始は鼠径部からなので効果的なEMSは下に貼るパッドを如何に鼠径部近くに貼るかで効果がぐんと違う。
だが、ここには大人になると生えてくる毛がある。
なんで、こんなところに邪魔する毛があるかって?
それは神様が横着な筋トレをさせないため・・・かもしれない(笑)
<追記>
伊藤超短波の担当者に電話で聞いてみた。
「あれって結構痛いんですよね。それでその経験者にツインビートを試して貰うとよく売れるんです」
なんと強かな奴だ(笑)