目から鱗:トランス型脂肪酸
スーパーのバターやマーガリンが陳列してあるコーナーで疑問が生じた。
あれだけトランス型脂肪酸が問題になっているのにマーガリンの種類はたくさん置いてある。
小岩井発酵マーガリンや帝国ホテルマーガリンetc
もしかして、今はトランス型脂肪酸を使わなくなったのかと、パッケージを裏返ししてもトランス型脂肪酸の表記は何処にも無い。
こういうつまらない事に興味を持つのが悪い癖である。
そこで調べてみた。
ネットの表記は間違えが多いのでざっと読んでみたが、一番信頼がおけるデータは内閣府食品安全委員会が出した「食品に含まれるトランス脂肪酸の評価基礎資料調査報告書」
平成19年度に出されたものだから、資料としては古いものかもしれない。
色々と調べてみて「目から鱗」が出てきた。
トランス型脂肪酸はマーガリンや加工油脂だけかと思っていたが・・・なんとバターにも牛肉にもアイスクリームやチーズにも入っていた。
何でバターや牛肉にも??
それは反芻動物の胃の中で作られるからだそうだ。
だから豚肉や鶏肉には含まれない。
珍しいところでは食パンやがんもどきにも含まれている。
我が家はずいぶん前からマーガリン禁止令を出しているのでバターオンリー。
パンには雪印のソフトバター一辺倒。
しかし、バターにもトランス型脂肪酸が含まれ、気になって見ていた小岩井のマーガリンの方がトランス型脂肪酸は少ないことが判明した。
ついでに分かったことは学校給食用のマーガリンはトランス型の含有量が少ない。
トランス型脂肪酸の問題はLDLコレステロールを増やしHDLコレステロールを減らすこと。
運動不足でHDLが低めだから個人的には大問題だ(笑)
だが、マーガリンよりもバターの方がやはり美味しいのではないか?
この解決法は簡単だ!
試しに買って食べてみれば良いだけだから。
発酵マーガリンよりこちらのヘルシータイプの方がトランス型が少ないそうだ。
問題は牛肉禁止令を出すかどうかだ。
出したらステーキも食べられなくなる・・・しばらく黙っていよう(笑)