トップドラッグ

免疫専門のクスリ屋


免疫専門のクスリ屋

よもやま話

食品異物混入

ごきぶりツナ缶にゴキブリ混入はさすがにマズイだろうが、食用のバッタやイナゴでも入っていれば驚くこと間違えない。

そんな最中に某大手メーカーのアイスを食べていて口の中に違和感が感じられた。
「何だこりゃ」と出してみると幅5mm長さ4cm弱の半透明のフイルムの小片だった。
よくよく見るとアイスのカップを密封するフィルムの一部に印刷が剥がれたものと、異物フィルムの一部に同じ大きさの銀色のものが付いていた。
推測だが、密封フィルムの製造過程で印刷する段階で付いてしまった断片だと思われる。

クレーマーでは無いが、こういう瑕疵は速やかに製造者に連絡すべきとお客様相談室に電話した。
さすがに大手メーカーだけに対応は早く、当日に担当者が出向き回収していった。
原因究明に1ヶ月掛かるというが、それくらいは掛かるだろう。

先日、某飲料メーカーの営業さんと話していた時に缶コーヒーにゴキブリが入っていたとクレーム話を聞いた。
「それ煮ゴキブリだったの」と私が言うと「違います」
製造段階なら高温で処理しているからゴキブリが混入されれば煮ゴキブリになっているはず。
そうでなければ、缶を開けてからの混入となる。
どうやら缶を開けてから離れている間に臭に誘われたゴキちゃんが入ってしまったようだ。

ゴキブリ混入で工場まで建て替えたペヤングはどうだったのだろうか?
熱湯を入れて3分経つと製造段階なのか開けてからのものかは判断しづらい。
もし、後者なら工場を一新しても同じ事件が起きるだろう。
その際に「ゴキブリが入らない工場だから」と否定する為だけなら大きなリスクを背負ったことになろう。

もし、やらせで異物混入してSNSで拡散したのをマスコミが真偽を確かめずに報道したらどうなるだろう。
怖い時代になったものだ。

よもやま話一覧

TOPへ