大地震に備えて
「11月23日に大地震が来るんですって・・」とお客さんが云っていた。
ネットでのネタのようで信憑性は薄い。
だが、2011年3月11日の東日本大震災後の計画停電実施区域に住む者として体験したのは電気の無い不便さだ。
幸いにも大きめなライトが有ったので明かりには困らなかったが、暖を取る難しさを味わった。
石油ファンヒーターと電気カーペットで暖を取っていたので電気が来ない寒さを味わった。
あれ以来、懐中電灯を集める癖と電気が無くても使える石油ストーブや石油コンロも買った。
灯油も乾電池もペットボトルの水も店にはふんだんに用意してある。
パソコンは無停電電源装置(UPS)経由で電源を取っている。
電話はISDNなので、アダプターに電池を入れて電源の要らない電話機を補助用として設置してある。
だが、いつ来るか分からない襲来に備えても備えきれるものでは無い。
建物倒壊なら備蓄品は取り出せないし、津波からの川の逆流で洪水になれば同じ事だ。
となると・・・ゴムボートが必要か。
でも、それを何処にしまっておくか・・・
管理する不動産業者は「この建物は震度6以上では必ず倒壊する」と自信を持って断言した。
人は天災には無力かもしれない。