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よもやま話

消費増税再延期

紙幣またもや消費税10%を2019年4月まで延期する法案が本日可決した。
庶民にとっては少し安堵する話だが、8%に上げた自体がどうなのか分からないのに10%にすることは意味があるのだろうか?

消費税導入時には1%の消費税が3兆円の税収アップと云われていたのが、5%になった時は2.5兆円の税収増となり8%になった今は2兆円の税収増しか無いのが不思議だ。
法人税などの減税で国全体の収入は3%の時と8%の今では変わらない。

昔から悪代官は年貢を高くするが、良い代官は耕地を増やしたり灌漑設備を治すことで税収アップを図ってきた。
となると、今の政治家は悪代官を習っているのだろうか。

ドラッグストアのセミナーで、「利益を増やすには粗利率を下げろ」と習った。
一見あり得ないような話だが、これは現実だ。
例えば月額2000万円で粗利20%であれば400万円が粗利額となる。
それを1%粗利率を下げると19%になり、20万円の損失となるのは誰にでも分かる計算だ。
しかし、1%の粗利率を下げると売上は10%増しの2200万円となり、粗利額は418万円となり当初より18万円増えることが可能になる。

この話を従業員にしたら猛反対に遭った。
「利益額が減ればボーナスが下がるから反対」と当然の反対論が出た。
この時に価格弾力性が有る品を下げて、逆にどうでも良い価格弾力性の無い品を上げてみたことがある。
すると、売上は10%増し粗利率が2%も上がってしまった。

その集計をした店長が「どうして、こんなことが起きるのか信じられない・・」

なぜ粗利額だけでなく粗利率も上がったのか不思議に思うだろう。
答えは簡単だ。
利益額が減ればボーナスが下がると思って危機意識を持った従業員が頑張っただけだ。
当然ながら、その時にボーナスは奮発した(笑)

経済は生き物。
固定した概念では捉えられないものだと云うことだろう。

財務大臣には赤字会社を上場会社にしたような優秀な経営者を迎えたら税収はアップするに違いない。

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