謹賀新年
新しい年を迎える=カレンダーが新しくなる。
それだけでも何だか清々しい気持ちになるものですね。
私の事を”マッドサイエンティスト”と呼んだ人がいました。
気狂いかどうかはさておき、科学者の端くれだとは思いますけど・・
科学者の端くれでも神様を信じます(笑)
神社仏閣の神様では無く、誰もが持っている神様のことです。
いつも不平不満を言っている人や泣き言ばかり言っている人といつでも笑顔で「ありがとう」を言っている人では神様の対応は違うように思えるんです。
五体不満足の音武君が「障害は不便でも不幸では無い」と書いたように、障害も病気も必ずしも不幸とは言えないかもしれません。
以前に腱鞘炎の様な症状から始まった痛みは肩甲骨が原因でしたが、その病のおかげで整体を勉強のきっかけになりました。
整体師さんや鍼灸師さんにお世話にもなりましたが、最終的には自分で治すことが出来たし、それを学ぶことで疾病の対処に幅が広がりました。
もし、私が腱鞘炎にならなかったら整体に興味を持つことは無かったと思います。
(カイロプラクティスはやってましたけど)
病気なって初めて、他人の痛みや苦しみや悩みを理解することもあります。
そういう意味では病気は悪いことではないのかもしれません。
そして、神さまって意外に意地悪のようで病気にならないように守ってくれることは無いような気がします。
「どうやって克服するか」のクイズを出しているような気がします。
医者だって薬だって病気を治すことが出来るのは限られているのです。
抗生剤も万能では無く耐性菌が増えてきていますし、免疫力が無ければ抗生剤なんて効果がありません。
病気なって医者や薬に頼ることも必要ですが、それだけで無く自分で考えて楽しむことも必要かもしれません。
「あの医者は駄目だ」とか「あの薬は効かない」とか不平不満を言わないで、病気を楽しむんです。
楽しむためには勉強しなくては駄目です。
薬理作用だって副作用だって、今の時代はインターネットで調べることも出来ますから。
更に云えば体の仕組みを理解することだと思うんです。
私は分からないことが有ったら解剖図鑑や解剖生理学を眺めるようにしています。
「気持ち悪い」って拒否する人も多いかもしれませんが、自分の体も同じなんです。
ずっと見ていると、ヒトの体って凄いと思うようになるはずです。
こんな複雑な仕組みを作るなんて・・・進化の過程というよりも、やはり神様の仕業なのかなって思ってくるはずです。
心と体は表裏一体です。
心の持ちようで体は変わるようです。
生きていることに感謝
食べられることに感謝
排便、排尿できることに感謝。
病気をしてみて、初めて普通に出来ることに感謝なんです。