突発性難聴(2)
70代の顧客が「突然に耳が聞こえなくなった。ボワーンと響いているので電話の内容が分からなくなった」
「それで、耳鼻科の予約を入れようとしたが、いっぱいで来週になってしまう」
突然に起きるから「突発性」・・・だから患者は戸惑うものだ。
話を聞いて、「〇〇さん、頭を触っていいですか」と頭頂部の左右の鱗状縫合に親指を乗せる。
左側頭骨が高くなっているのが分かる。患側は左の耳なので、左側頭骨が上がっているようだ。
頭に指を乗せて、3~4分後には鱗状縫合の頭皮が下がってきた。
「〇〇さん、目の見え方が良くなりませんか?」
「とても気持ち良かったです。目もスッキリしましたが、耳は変わらず響いています」
それも、そのはずで、この操法は目に効くが耳には効かない。
側頭骨の確認をするためだったが、目の具合も悪いと云うので続けただけだった。
続いて、第一頸椎に左右の親指を当てて、薬指で左側頭骨を下げるようにして3分~4分
「これで、どうですか?」
「耳なりも無くなってきました」
「それじゃ、耳鼻科の予約は不要ですね」
私もそうだったが、側頭骨のズレで突発性難聴多いのかもしれない。
やり方が分からない方は、どうぞご来店ください。