長年のお付きあいがある看護師さんが「腰が痛いから治して」と連絡が入ったのは昨年の寒い頃。
来店されて、足下を見るとブーツ姿だった。

「こんなユルユルブーツ履いてるから腰痛が起きちゃうんですよ」と私。
「寒いときはブーツも良いけど、紐でしっかり固定できる軍足みたいのが良いのに」
整体台に仰向けになって寝て貰い、足首を調べると案の定お決まりの舟状骨が上がって、立方骨が下がって、腓骨が下がっている状態。
両足とも修正してから、頸骨と腓骨の開きを正す。
次に、俯せになってもらい骨盤の修正。
仙腸関節に痛みが有るが、仙骨の細かな歪みと尾骨の歪みはなく、単に仙骨が下がって骨盤が開いている状態だった。
これなら楽勝（笑）
仙腸関節に親指を乗せて３分間。左右で６分間。
念のために足をクロスさせて仙腸関節を圧迫。
それで終了。

立ち上がって貰うと「あっ、痛くない。足も軽い」
足から治したんだから当然！

しかし、１週間後に同じ症状でヘルプコール。
「まだ、このブーツ履いてるの。このブーツ履いてる限り今度は治さないよ」
治療費無料だから、言いたい放題（笑）

因みに靴を替えて以来、腰痛でのヘルプコールは無い。

腰痛の方はブーツに限らず靴の中で足が遊んでいないか確認して見てください。
先ずはお近くの整体で足首と骨盤を修正して貰ってから靴の調整です。
１，中敷きを入れて動かないようにする。
２，紐の靴はしっかり締め直す。
靴紐を締め直しただけでは腰痛は治りません。
骨の歪みを正してからです。順番を間違えないように！