坐骨神経痛
坐骨神経痛と診断された いとこの子(従姪(じゅうてつ)・・・そういう風に云うんだ(笑)
まだ、30代前半なのにロキソニン、筋肉弛緩剤、リリカ飲んでも痛みは軽減すれど治まらず。
いとこから「治せる?」
「たぶん・・」
「それじゃ、2時間は掛かるから休みの日の方が都合が良い」と23日を指定。
先ずは身長計に立たせて全体像を確認。(身長は測らない)
身長計は垂直に出た棒に合わせて立たせると歪みが分かりやすい。
肩の左右差は無し・・・これは骨盤の左右でのズレは無いことを示す。
右肩の前脱有り・・背骨が曲がっているのかも?
仰臥して、足首を確認。
舟状骨が上がり、立方骨が下がり、腓骨が下がり、距骨が内側に寄っている。これを治す。
大腿部の痛みは腸脛靱帯、内転筋にも無く、大腿二頭筋縁にあり。股関節周囲も痛い。
腓骨筋に痛み有り・・・土踏まずを叩く。
伏臥して骨盤を見ると、仙骨が下がり、腰仙関節に圧痛有り。
腰仙関節、仙腸靱帯に癒気で治す。
股関節周囲に痛みがあり・・股関節を回転させ、周囲筋の筋膜をほぐす。
第5腰椎片側に圧痛有り、これも愉骨で治す。
「一度で100%治すと返って具合が悪くなるから70%程度にしておく」と終了。
上記施術でも股関節の周囲の痛みが取りきれず、ゲルマを貼ると痛み軽減。
当日から薬剤使用無しになった。
翌日にはすっかり痛みは無くなった・・・しかし、翌々日の夜は痛くなった(薬は飲まずに済む程度)
ここまで2時間を要した。
21日に2度目の施術
休みだった夫を連れてきたので、治療の仕方を教え一緒に施術。
また、足首がズレている。これは靴が悪い証拠。
今回は下肢と骨盤を整え、股関節を揺さぶる治療。
夫がすると痛いという。これは持つ位置が悪いからだ。
場所を教えて揺さぶらせた。
今度は大腿二頭筋のズレを調整。
右は夫にさせ、私は左だけ。
腰椎にズレは無く、立たせて、足を上げたり、腰を回転させても異常なし。
しかし、前屈が出来ない?
前屈すると股関節付近の臀部が引き連れた感じがする。
立たせたままで、大腿二頭筋起始部を内に捻り、そして離す。
曲げても痛くない。
夫がやった右側が治せてなかった。
実は大腿二頭筋の調整は今回初めてやった。
起始部と停止部が分かれば簡単だった。
骨盤体操も教えたし、大腿二頭筋の調整も、股関節回しも教えたので、後は夫婦で整体してもらえば良いだけ(笑)
たぶん、靴を変えない限りまた起きるだろうけど・・
今回は1時間半で済んだ。
まあ、プロじゃ無いから時間は掛かるが、一度でこれだけ治せたら十分の様にも思える。
結論として、坐骨神経痛は薬よりも整体の方が早く治る・・・かもしれない。