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整体のお話し

脊柱管狭窄症

背骨脊柱管狭窄症で手術を受ける前のMR画像です。たしかに椎間板はかなり壊れてはいますが、腰椎の隙間は逆に開きすぎに思えるのですが・・・・

手術を受けてから数ヶ月は良かったものの、また腰痛が出始めて前よりも歩行が困難になってしまいました。

私の肩甲骨の痛みが取れたら施術してあげるという以前からのお約束でしたので、本日行いました。

先ずは身長計に乗ってもらいます。身長を測るのではなく肩の傾きや頸椎の傾きがよく分かるからです。
左肩が下がって、頸椎も同じ方向に曲がっていました。
頸椎が曲がっているのは腰椎が同じ方向に曲がっているはずですが、側湾の金具も入っているので腰椎は調整できません。
こういう金属固定の方は弄くるのが難しいのです。

次に仰臥してもらい足の状態をしらべてみます。
足の舟状骨が上がっています。
「舟状骨ってどこですか?」と聞かれるので、甲の出っ張っている部分を触って「「ここがそうです」
「最近、そこに靴が当たって痛いんです」
そりゃそうだ。こんなに盛り上がっていれば当たるわけだ。

腓骨が下がっているのを正し、次に内旋した距骨と踵骨を調整するのですが、簡単には出来ませんでした。
反動かえたり、愉骨をしてどうにか調整完了。

右の膝が上がっている?
頸骨よりも大腿骨の方が上がっていました。
右手の小指と大腿骨の愉骨ですんなりOKでした。

伏臥させて腰仙関節と腸骨上辺の距離を測ると・・・えっ問題ない。
骨盤が開いているのではないのです。
でも、腰仙関節や仙腸関節は痛い・・・

そして一番ビックリなのは尾骨が内側に入り込んでいることでした。
「なんでこんなにめり込んでいるのかな・・?」と呟くと
「以前に尾骨を打って1日歩けなくなったことがあった。医者に聞いたら曲がったものは治せないと言われた」

とりあえず尾骨操法・・・効果は分からず。

次に気になったのが「反り腰」
これが背筋を圧迫すると腰が痛くなる。

なんだかんだ2時間掛けて施術終了。
ご本人は「凄く楽になった」と折りたたみの杖をたたんで帰られた。

あれで良くなったのかな~

以前に戴いていたMRIの画像を見て・・
この人反り腰が原因で腰椎を痛めたんじゃいかな?
反り腰を早い段階で治していれば手術は不要だったかもしれない。

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