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整体のお話し

肋骨が痛い

女房殿が左の背中を押さえているので「痛いのか?」と聞いてみた。

「肋間神経痛なのかな?」と応える。
その肋骨を前に辿ると胸骨に繋がる。ここは胸肋関節と云う。
そこを押さえると「痛い!」
だから肋間神経痛では無く肋骨がズレただけなのである。

往々にして、こういう症状は骨盤の歪みが原因の可能性が多い。
整体台に俯せで寝かせてみると、左右の足の長さが僅かに違う。
骨盤に手を当て、歪んだ方と逆に僅かに力を掛けて暫く置くと戻るはず・・・う~ん、戻ったけどあと僅かに違う。
左右の手の有鉤骨の皮膚を戻したい方へ動かし、2分待つ。
足の長さを確認して・・・OK

これで準備が完了した。
これを治しておかないと、またズレてしまう。

次に腰仙関節を左右から押してみると片側に圧痛がある。
痛む側と反対の腰仙関節に指を乗せて反対側に僅かに力を掛ける。それも30gくらいで良い。
待つこと2分で腰仙関節の痛みが取れた。

仙腸関節を押すと左右とも痛い。
仙骨は下がっていないようだが骨盤が開いているようだ。
それを整えて、第二段階終了。

背側肋骨の左右に手をのせてみると・・なんだか左右で高さが違う。
ほんの僅かなのだが、そう感じると云うレベルの違いなのだ。おそらく数ミリの違いなんだろう。

肋骨は背側は胸椎に繋がっている。その場所に指を乗せて30g程度の力を掛けて2分待つ。

痛みは減ったがまだ完全では無い。
やはり左右の高さが気になる。
そこで骨盤を挟んで上と下を逆方向に捩るように動かす。
これで左右の高さが同じになった。

次に左右の肩甲骨まわりを下から上にマッサージするように上げて行く。
これがとても気持ちよいそうだ。

20回ぐらいで終了。
肩甲骨をマッサージするのが目的では無く、背骨を上に上げるために行ったのだ。

それで肋骨の痛みは完全に取れた。
20分程度で治ったのは歪みの程度が軽かった為だろう。

肋間神経痛では無く骨盤が上がって、肩が下がった為に肋骨付近の神経が圧迫されたのだと思う。

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