五十肩
いとこ夫妻と食事する機会が有った。会計を済ませた後になって「私、五十肩なのかな?」「あんた、70歳だろ?」と頭の中を過ぎるが言葉は出さなかった。
彼女は左手を上に上げるのだが、途中で止まってしまう。
肩関節の上部に圧痛は有る。肩は同側の環指第三関節が共鳴点なので、そこを上下左右、斜めと押してみても圧痛が無い。
「これ、肩では無いな」と肩甲骨の縁を挙げてみると上部に痛みがあった。
肩関節は肩甲骨と鎖骨と肋骨が支えているから、もしかして肋骨かと当りを付けて、前側を上げて、背側を下げるように両手の環指を共鳴で調整。
「腕を上げてみて」
「ひゃー・・・」と言いながら腕は挙がった。
「その、ひゃーは何?」と聞くと
「先まで挙がらなかったのに、挙がったので驚いたから」
立ったままで10分で終わった。
「俺って天才」と云いたいところだが、たぶん偶然なんだろう。
しかし、全部が偶然とはあり得ないが(笑)