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癌の情報

胆嚢癌 再発から3年

来月で再発の疑いを持った時から3年が経つ。余命6ヶ月と言われてから2年半近くが経過するが、当人は至って元気にしている。常識では考えられないパターンかもしれない。

もっと驚いたのが画像の「ガイドラインに載っていない肝胆膵がん」を読み返していたのだが、そこには「GC療法で問題となるのがシスプラチンの腎毒性。総量で300mg/㎡を越えると障害が現れ、400mg/㎡が限界」と記されていた。

GC療法(CDDPとゲムシタビン)は既に19クール(コースとも云うが同じ意味)、そのうち2回はずる休みをさせているので36回の投与回数となる。1回の投与量は21mg/㎡だから、総量で756mg/㎡も使用しているのに腎機能はさほど悪くなっていない。クレアチニンも上下するが今月13日の最終の検査では0.99と問題ない。

腎を守る為に超短波の”ひまわりSUN”を日に30分、食事しながら当てているのとBRMstageが効いているのだろう。

昨年の4月に13480まで上昇したCA19-9も今は76.6まで下がっている。

GC療法は2投1休が基本だが、交渉の末に2投3休や2投4休になった。前回は3休で今回は4週休みと骨髄と腎機能に負担を掛けないレジメンにはなっているが、基本は16回でGC療法は打切りとなるのが36回でも問題ないことは実に驚くべき事だと思う。

再発での化学療法の目的は「延命」だけしかない。基本的に「完治」など望めないことからすれば十分な成績と言えるだろうが、とりえずは「寛解」まで持って行きたいと思っている。

先月のCA19-9は前月より12.4%下がったが、今月は6.3%の減少だから・・・基準値まで下がるのにも時間が掛かりそうだ。

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