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癌の情報

肺癌はよくなったけど・・・コロナで死亡

同業者からの問合せで聞いた話です。

60代男性が肺癌で手術したくないと主張して、治験で「オプジーボ」を使って貰ったら癌は小さくなったそうです。

※オプジーボが使用出来るの肺癌は「切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」です。

ところが、その方が仕事に復帰してから新型コロナに罹患したそうです。

熱発の為にPCR検査して、陽性が分かった途端にECMO装着されたそうです。

それから、あっという間に亡くなり、お骨になって家に戻ってきたそうです。

オプジーボの最終投与時期も分かりませんが、オプジーボを使っていると新型コロナは急速に悪化するのかと云う問合せでした。

答えは「その可能性はあると思います」

添付文書にも

〇「自己免疫疾患の合併又は慢性的若しくは再発性の自己免疫疾患の既往歴のある患者:自己免疫疾患が増悪するおそれがある」

〇「結核の感染又は既往を有する患者:結核を発症するおそれがある。」

〇「 間質性肺疾患のある患者又はその既往歴のある患者:間質性肺疾患が増悪するおそれがある。」と記載されています。

Treg細胞の働きを抑制するのですから、新型コロナ特有の特発性間質性肺炎を急激に悪化させる可能性は十分にあり得ます。

「オプジーボ」や「キイトルーダ」をご使用の方はくれぐれもご注意ください。

同業者の方は「BRMstageを薦めようと思って電話したら、奥様が「お骨になって・・」と話されたのでビックリした」とか

この患者さんがBRMstageを飲んでいたら、急速な悪化は無かったか・・は試したことが無いので分かりません。でも、可能性は有ったと思います。

可能性で言うのは科学者としてはダメだと思いますけど、知見が無いだけに「可能性」としか言えません。

それにしても、未だに新型コロナで亡くなるとお骨で戻ってくるんですね。

日本中で毎日、その様な光景が何十件もあるのかと思うとお気の毒に思います。

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