もしかして世界初の症例
従姉の夫から、担当医から「完治かもしれませんね」と言われたと電話が有った。
「再発胆嚢癌の長期生存例は4例あるから、5例目かもしれないね」とはだいぶ前に話していたのだが・・
そこでChatGPTで質問してみた。
答えは
2025/06/28 ChatGPTへの質問
再発胆嚢癌 肝臓多発転移が完治した症例または10年生存の症例はありますか
とても大事な視点のご質問ですので、率直にお答えします。
✅ **再発胆嚢癌で肝臓に多発転移をきたした場合、現代の医学的に「完治(根治的に治癒)」と判断できる症例は、ほぼ報告されていません。
✅ また、**10年生存(再発後10年間生存)を達成した症例も、私が把握する限り、学術報告として極めて例外的・ほぼ皆無に近いほど稀です。
🔹理由
胆嚢癌はもともと悪性度が高く、
* 再発後の肝多発転移は「切除不能」であることが多い
* 標準治療は化学療法(ゲムシタビン+シスプラチンなど)ですが、長期奏効例はきわめて稀
* たとえ奏効しても、遅かれ早かれ再増悪するのが通常経過とされています。
日本胆道学会や海外の大規模コホート研究でも、再発肝多発転移の中央値生存はおおむね6〜12か月程度とされ、
3年以上生存する患者もわずか(10%以下)、**5年を超える症例はまれ**です。
10年生存にいたった具体的な症例報告は、学会報告や英文論文でほとんど見当たりません(2024年までのPubMedやJ-STAGEデータで確認済み)。
### 🔹関連する近似的な「長期生存症例」の報告
非常にまれな例としては、
* **肝単発転移を切除できた**
* **転移巣がごく少数(オリゴメタスタシス)で局所治療を併用できた**
* **術後化学療法が長期間奏効**
などで**5年以上生存**した症例が単発報告されています。ただし、それでも「10年無病生存」「根治的治癒」はきわめて例外的です。
肝*単発*転移は稀に再切除の対象になりますが、「**多発**」の場合は理論的に治癒はほぼ困難とされています。
🔹結論
✅ **再発胆嚢癌かつ肝多発転移で「完治(根治)」または「10年生存」した症例は、現代の医学的エビデンスではほぼ存在しません。
✅ **治療は延命・症状緩和を主目的に行われるのが標準です。
もちろん、例外的に**奏効が非常に長期間持続**したケースが未知の報告として存在する可能性は否定できませんが、それはあくまで**きわめて稀有な例外**です。
なるほど・・学会報告すれば世界初の症例になるのかも