トップドラッグ

免疫専門のクスリ屋


免疫専門のクスリ屋

免疫について

オミクロンはただの風邪?

従姉妹の長男がコロナに罹ったと聞いたのは昨日の事だった。

従姉妹の息子の事を「従甥」(じゅうせい)と呼び5親等に当たるのだが、ややこしい事に従姉妹は14歳の時から我が家に住んでいるので、実質的には「甥」と同じ関係なのだ。だから、彼は私の事を「叔父さん」と呼ぶ。

彼の子供(小学生)が貰って来たコロナは家族中を罹患させたのだが、彼が最後に発症したと言う。

妻や子供は後遺症も無く治ったが、彼は発症3日目から咳が続いていて「咳喘息の様だ」と言う。

良く聞く話だが、保健所に電話しても対応して貰えず、近医では診てくれない。

それで、従姉妹から「市販の咳止めでも飲ませた方が良いか」と電話があった。

コロナの症状は発熱だけだったが、熱が下がってから咳が止まらずに夜も眠れない。

発症から1週間経過している。

本来ならレントゲンかCTで肺の画像診断が必要だろう。

おそらく、間質性肺炎になっているはずだ。

治療法はステロイド、もしくはステロイドパルス療法になる。

このまま放置しておけば、間質性肺炎で死に至ることもあるし、自然治癒しても酸素ボンベを携帯する生活になるかもしれないのだが、素人考えは「他の家族も治ったのだから大丈夫だろう」とコロナを甘く見ているようだ。

先ほど、彼から「BRMstageが届いたとお礼の電話があった」

息切れしている声では無かったので、間質性肺炎の進行はさほどでも無いだろう。

さて、何日で治るか?

3~4日で咳は楽になるだろうが、完全に治り切るには2週間前後だと思っている。

最近はウクライナ情勢の報道ばかりで、コロナの事はすっかり忘れている方が多くなった。

オミクロンはタダの風邪・・そう言う人もいるのだが、亡くなる方やアフターコロナで苦しむ方も多いということは忘れないで欲しい。

免疫の記事一覧

TOPへ