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免疫について

withコロナ(その2)


風邪予防に大切なのは「首を冷やさないこと」だ。新型とは云えコロナウイルスであるから風邪のウイルスであることに違いは無い。
私は10年以上前から冬期から春先にはアスコットタイをしている。
作家の開高健が「風邪予防には首を冷やさないことだ」と何かに書いていたからだ。

他人から見ればオシャレに見えるかもしれないが、実は「只の風邪予防」なのだ。
タオルでもマフラーでも布なら何でも良いのだが、仕事中にもできるのはアスコットタイが一番楽だ。
女性ならスカーフが良いだろう。

冬になると新型コロナの患者数は増加するのは風邪のウイルスだからだ。
既に欧州諸国は2度目のロックダウンや室内での飲食が禁止されている国も出てきた。

そして、本邦でも北海道の患者数が増えてきた。

要は寒いと患者は増えるのだ。

更に、寒いと免疫の働きが弱ることだ。

高齢者はもとより免疫の働きが悪いが、糖尿病や自己免疫疾患でステロイド剤を使用している方、癌治療で抗癌剤を使用している方等は特に要注意だろう。

小児が新型コロナでも重篤にならず、直ぐに治ってしまうのはインターフェロンγやインターロイキン17aが多いからだと分かった。

昔、癌患者のインターフェロンγとインターロイキン12がBRMstageで増えるかを治験したことがある。
しかし、協力医の施設には冷凍設備と血球分離の機器が無く、冷蔵での運搬で検査をしたが、正常値を逸脱する程の驚くほどの増え方は見られなかった。
大金を投じて行った治験だったが、結果は出せなかった。
設備が有る施設だったら、結果は違っていたかと思うと残念でならない。

あっ、話が逸れてしまった(笑)

Withコロナの時代は体を冷やさないこと!
特に首は冷やさないようにすることが肝心だろう。

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