サプリメントの使用量
医薬品には服用量の規定があるがサプリメントでは使用量が曖昧なものが多い。その理由の一つに薬では無く食品なので多く飲んでも効果が出るとは限らない事と1日分の金額が高くならないレベルに設定してあることが理由だろう。
シュワベのイチョウ葉エキスは本国のドイツやヨーロッパの一部の国では医薬品となっているが本邦では未だに食品(健康食品)として扱われているが、これは使用量を守らないと脳血流が良くなりすぎて頭痛が出ることがある。
「副作用があるのは怖い」と思われるかもしれないが、イチョウ葉エキスの効果は脳血流の改善だから過量投与で副作用が出るのは効果が有る証拠でもあるのだ。
BRMstageにもBRMビタミンCにも1日の目安が表記されているが、それは理由があってのことだ。
その理由を書くためのコラムでは無いので省略させて戴く。
最近、「あっ」と思ったことを記したい。
乳酸菌製剤でゼリアのビフィズムが製造打切りになってから、色々と試してみた。
最近になって試してみたのが「強力ミヤリサン」
昔からあり、医療用でもミヤBMとして使用されている菌だが、これは厳密に言えば乳酸菌では無く酪酸菌となる。
主に乳酸菌は小腸で生息し、酪酸菌は大腸で生息するそうだ。
今回再トライするに当たって必ず守ることは「規定量を真面目に飲んでみよう」だった。
朝食後に3錠、昼食後に3錠、夕食後に3錠が規定量だ。
開始1週間:なんとなく良い感じ。家内も便通が改善されてきているようだと言う。
開始2週間:かなり良い感じ
しかし、最近になって「やはり効果が無いように感じる」が二人の意見だった。
それから1週間ちょっと経った時に「あっ、昼を飲み忘れている」ことに気付いた。
昼にビタミンCやルテイン、亜鉛、BRMstageを飲んでいるのだがミヤリサンが無くなっていることに気付かなかったのだ。
たかだか乳酸菌製剤だからと思っていたが規定量が大きく影響しているのだと思い知らされた。
乳酸菌製剤はかつては医薬品だったが、現在では指定医薬部外品となっている。
医療用は医薬品なのに一般用は歯磨きと同じ医薬部外品とは怪奇な医療行政だなと思う。
こういう区分けをするから医薬品とサプリメントの境も見えなくなるのだろう。
やっぱ、変な国だ。