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お茶とビタミンC

お茶と茶葉昔はお茶を飲むには茶葉を急須に入れて少し冷ました湯を注ぎ・・・だったが、今の若い世代で美味しいお茶を飲んだ事があるのか疑問に思った。
と云うのは「キリン生茶」の歴史からだ。
当初、爆発的売れ行きだった「生茶」だったが、それが次第に薄くなってきたのだ。
その理由は同社のお客様センターに寄せられる苦情が「底に何か溜まっている」とお茶の澱(おり)を知らない問合せが多く、その度に改良しておりを減らしていたら薄い味の何だか分からないお茶飲料になってしまったからだ。
もちろんパッケージには澱(おり)のことは書いてあるが、お茶自体を飲んだことが無い人には不気味な沈殿物と思われたのだろう。

コカコーラの「綾鷹」はその逆手を取ってTV宣伝を掛けたが、おそらく同社のお客様センターには問合せが絶えないと思う。
因みに我が家では「生茶」よりも「おーいお茶」よりも「綾鷹」が一番人気だ。

ところでお茶はビタミンCを多く含む食品の一つだが、これは100g中のビタミンCの含有量であり1回に飲むお茶の含有量では無い。
だいいち、100gを1回に使ったら濃くて飲めた物では無いし費用も馬鹿にならない。
昔はお茶飲料が存在しなかったが、それを開発したのは伊藤園だ。
茶飲料の酸化を防ぐために極微量のビタミンCを添加して酸化を防ぐことができ、これが特許と認められている。

ビタミンCを多く含むお茶にあえてビタミンCを入れなくてはならない矛盾を感じるが、煎れたお茶にはビタミンCが多くないと云う証拠であろう。
食品で十分にビタミンが摂れていると思うのは根本的に間違えのようだ。
でも、壊血病で亡くなる方はまず居ない。
死なないレベルでビタミンCは摂れている。

はたして、それで十分なのだろうか?

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